毒親解毒日記

毒親の呪いが解けない餅Kが解毒を目指す過程を赤裸々に綴ります。

毒親持ち、ついに家を飛び出す

2022年12月20日

 

ついに!

 

家を飛び出してしまいました!!

 

 

いやまて、少し落ち着きましょう。

家を飛び出すのは何回目ですか?

大体的に逃げようと思って飛び出したのは過去に2回。

それ以外で飛び出すだけだったら何回もあるはずです。

 

ただ、今回違うのは友人に助けを求めたことです。

 

今まで私は家の中の事に対して、「誰かに話す」「誰かに頼る」というのをかなり躊躇いまくってきた人間です。

だって、こんな家のこと、誰に話せるというのでしょう。

だって、今まで誰も味方してなんかくれなかったのに、誰が味方になってくれるのでしょう。

 

連絡してみようと思ったのは、高校の頃の友人でした。

すべての縁が切れていく中で、最低でも年に一回は連絡をくれた人。

実はひと月前にも連絡がきていたのですが、実家が地獄になっていたので返信内容がうまく思いつかず、返さなきゃ!と思いつつそのままになっていたのでした。

 

昼に突然父が酔っ払った勢いで大爆発!

私を罵倒しまくる声が家中に響き、母は私を自室へ誘導。

ですが私はセルフカウンセリングの影響か気がかなり強くなっていて、そのまま言い返しつつそこにあった鞄を一つ掴んで飛び出してしまいました。

 

その後、今日は帰れないからと外でひとりで過ごしつつ、ふと目に止まった既読無視状態の友人の名前。

 

「やってやった!」とハイになっていたのでしょう。

多分、少しは助けてほしいと期待してしまったのかも?

 

メッセージをやりとりする間に私の様子がおかしいことに気付いた友人が迎えに来ました。

 

「なんでもっと早く言ってくれなかったのか」

 

怒られてしまいました。

おかしな感想ですが、なんだかとても不思議な気分でした。

今思い出しても「なんかへん、不思議」と思ってしまいます。

私、色々おかしい。

 

1日たった今は少し落ち着いてきて、情緒不安定になっています。

気を抜いたら涙が出そう。

泣いても良いらしいのですが、ぐっと堪えるのは悲しいクセなのでしょうか?

頭がこんがらがって、よく分からない…。

 

 

とりあえず、せっかくここまで出来たんですもの。

今までのように、時間が立ったら怖くなって実家に戻ったりしたくない。

もう実家にいたくない。

こんな事をこれからもずっと続けたくない。

そんな思いが今までより強く、そして戻ってしまう心理も理解できているかはさておきもう知っています。

 

もちろん、前向きな気持ちばかりが先行しているわけじゃないです。

とにかく不安だし、実家がとても気になる。

残してきた母は、愛犬は大丈夫だろうか?

愛犬は私を慕ってくれていた、何も悪くない、とてもかわいい子なのに、置いてきてしまった。罪悪感もあるし、もう会いたくてたまらないです。

自立するのだって、今まで許されなくてもがいても散々失敗しかしてこなかったものを、今更出来るのか、とか。

 

友人は毒親というものに理解があるようで、自立するまで家にいていいと言ってくれています。

ぶっちゃけ長くお世話になるのは悪い、と焦りの気持ちが大きく、こんなに頼って良いものかビクビクしてしまうのですが…。

だって、十分な収入もなくすぐにどうにか出来ないことなんて子供の頃から今まで父に散々責められてきたのに、友人はすぐにはいいって言うんです。

そんなものなの?友人があたたかすぎてうまく頭に入ってきません。本当に大丈夫なのかな?

 

でも、もう、いや。

 

頑張って自立します。

セルフカウンセリングは今日はお休み。

明日全部吐き出してやるからまってろよ。