毒親解毒日記

毒親の呪いが解けない餅Kが解毒を目指す過程を赤裸々に綴ります。

セルフカウセリング11日目

毒親は子を責めて罪悪感を与える」というけれど、本当だと思う。

 

実家に母と愛犬を残してきているのがずっと引っかかっている。

母はもう共依存が行き過ぎていて実家を出る気はないだろう。愛犬も父が買ってきた犬だ。

それでも、私一人が二人を捨てて出来てしまったように感じて苦しい。

 

というのも、子供の頃から父にそう言われ脅される事が多かったからだ。

父に大切なものを人質に取られ「見捨てて逃げろ。さもないと〜」と言われ、力で敵わない私は泣きながら背を向けてきた。辛かった。

私は未だに力でも経済力でも父には敵わない。だからせめて経済力で独立出来るまでは実家で耐えようと思っていたのだ。(実際には思っていただけだったのだが)

結果的に私は二人を置いて出てきてしまった。もうあんな事はしたくなかったはずなのに、やってしまったのだ。

手を貸してくれる友人はそんな事はないと言ってくれるし、むしろこのチャンスに経済力をつけて二人を迎えに行ったら良いと言ってくれる。

今は少しずつ、あのまま家にいて一緒に耐える生活を送る方が間違っていたと思えるようになってきたし、友人の言う通り自由になったのだからきちんと経済力でをつけて迎えに行けばいいと思い始めている。

 

引っ掛かりが取れない理由はおそらくまだ私に自信がないからだ。

経済力をつけると言っても、私にそんな事が出来るのだろうか?出来ても自分一人をなんとかするのに精一杯になるのではないか?

私には未だに父の「実家に軟禁されているのが最善」の呪いがかかっていると思う。

友人の家に避難している今でも実家の空気を想ってそわそわしてしまうし、一人暮らしを始めて働き始めるという新しい環境に変わったらどうなってしまうのだろうか?

今まではうつになって動けなくなり「実家に帰らなきゃ、帰りたい」という漠然とした焦りの意識のもと実家に帰ってしまっていた。

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果たして今回は大丈夫だと本当にいえるのだろうか?

 

このあたり、どうやって枷を外したら良いか分からない。とても不安だ。