毒親解毒日記

毒親の呪いが解けない餅Kが解毒を目指す過程を赤裸々に綴ります。

あけましておめでとうございます2023

2023年になりました。早いですね。

今年もよろしくお願いします。

 

昨年は終盤から急に怒涛の展開となり、未だに頭がついていっていない。

11月中旬に何でもない事で父が大暴れして母の首を締め、私が警察を呼んだ。警察を呼ぶのはこの10年で2回目の事だ。

父は泥酔していた為後日事情聴取をされたのだが、母の首に痕が残っており写真もあるのにした事を認めなかった。

同時にアルコール中毒に関する指導をされたはずだが、帰りにすぐ酒を買い込んで今まで通り浴びるように飲んだ。少しも控えなかったし、病院にも行こうとはしなかった。

それから約一ヶ月は静かだったのだが、父は急に私に暴言を吐きながらモラハラを再開した。身と心の危険を感じた私は家を飛び出した。

だが、そこまではいつもの展開と一緒だ。家に居たら危ないから、一晩か二晩外で過ごして戻る。どこかに行く意識もなければ気力もお金もないのが現実だったからだ。一人で行ったところで、少ししたら実家に戻らなければならないと焦り始め戻ってしまうというのもある。

 

そのはずが、私は高校の頃から続く唯一の友人に連絡を取っていた。

年に1度メールをするだけの間柄になっていたその人は、少し前に連絡が来ていたにも関わらず家がゴタゴタして返信出来ていなかった。

そのまま何でもないふりをして落ち着いた頃に改めて連絡をしても良かった。

けれど、私はその時に連絡をしてしまったのだ。

別に「追い出されたから泊めてほしい」と言ったわけじゃない。少しは期待していたのかもしれないが。

彼女は私の異変に気付いて迎えに来てくれた。

そして私が実家から出ていけるように協力してくれる事にもなった。

迎え入れられた当初、私の挙動はとんでもなくおかしかったらしい。明らかにおどおどしていたと。そんなつもりはなかったので驚いた。

 

そうして年末を迎え、色々なところに連れて行ってもらい、色々な人に会った。

市役所など私には思い付けなかった場所に行って相談もさせてくれたし、遊びに行ったり私が諦めていた事をまた経験させてくれた。

正直しんどいと感じる事もあるレベルだが、もしかしたら良い方向に行ってくれるのではないかと期待している。

 

そして今年、2023年。私はこの一年で親の奴隷であった毒まみれの心をきれいにしたいと思っている。

何が良くて何がおかしいのか未だによく分かっていないし、心もまだ実家が気になって落ち着かない。目の前にいない父の機嫌が気になるし、母や愛犬はどうしているかとても気になって連絡を取ろうとする事もあるくらいだ。

だが、それを乗り越えて自立し、自由に生きていけるようになりたい。

友人は私が現状一人暮らしが出来る精神状態ではないと判断しており、心が落ち着くまで居ていいと言ってくれているのだが、果たして私にはどうしたら良いのか判断が難しい。

ツイッターなどで見る他の毒親モラハラ夫から脱出した人はとても逞しくて眩しいくらいなのに、私だけなんでこんな何だろうと思ってしまう。

でも、たしかに、一人で生活するのは怖い。過去2回、そうしたにも関わらず呪縛に逆らえず実家に戻ってしまっているからだ。

 

なんて情けない…と泣けてくる。

1年後、友人の家を出て自活し実家を気にしないでいられる自分になっているかどうか。

新年早々後ろ向きで申し訳ないが、今は祈るしかない。