毒親解毒日記

毒親の呪いが解けない餅Kが解毒を目指す過程を赤裸々に綴ります。

セルフカウセリング12日目

少し前からツイッターを始めてみています。

このブログにも貼り付けていますのでよろしければ見てみてください。

他の方から毒親について学ばせていただいたり、自分でも気付いたことを呟いています。

 

 

最近はふとした瞬間に「父にこんな事されたな」と思い出す事が多くなってきた。

今まではちゃんと時間を作ってノートを開き「なにかあったかな?」とうんうん唸っていたのだけど、街を歩いている時など何かをしている時に思い出す事のほうが多いみたいだ。

父からの毒は日常に潜んでいるという事なんだろう。当たり前になってしまっていた事だから当然なんだろうけど。

 

今日は友人に連れられて買い物に行ってきたのだが、お店を見たり何かを買ったりする時、食事の時などにいくつか思い出した。

ノートを持ってなかったし突然出して書き始めるのもおかしな話だからしなかったけど、代わりに友人に話してしまった。なんだか申し訳ない。

ちゃんと聞いてくれて共感してくれた友人には本当に感謝。

 

実家ではたまに父が「服を買ってこい」「外食をしてこい」と母にお金を持たせてお出かけさせる事がある。

父は買い物をしてストレスを発散する事があるから、その延長先だ。

私と母は突然決められた予算の中から父のお眼鏡に叶うものを父の思っている数を想定して買いに行かなければならなかった。いつも当日になってから言い渡されるため、猶予はない。そこで行かないとか少し待ってという選択肢を取るのはNGだ。もれなく父が「せっかく俺が許してやったのに!二度と買い物には行かせない!」と大暴れし始める。

買い物の時間も父の気分で決まっていて、それをオーバーするとやっぱり後で大惨事になる。

父は基本的に買い物にはついて来ないからいつも出かける前の父の機嫌を見て予測し、急いで済ませていた。大体車で往復1時間と少しかかるから、買い物する時間は1時間ほどが望ましい。

外食だってして来いと言われて送り出されても本当にやっていたら時間をオーバーするから、いつもコンビニなどテイクアウト出来るものを買って車の中で食べていた。

当時の私からしたら買い物が出来るチャンスの日でもあるから、それなりに楽しんでいたつもりだった。

だが、今から考えるとそうして買ったものはほとんど不要なもので使えた試しがないし、食事だってあまり味を思い出せるものがない。(ちなみにこれは最近友人宅で何度か食事をした後に私の食の好みを友人から指摘されて気がついた。

自分の好みだったのに、私は何も知らなかったのだ。友人から言われて驚いて「そうかも。好きかも。意識したことなかった」と返したくらいだ。)

 

それが今日は友人とのんびりショッピングをし外食をする時間が取れた。4時間。2時間が限度だった以前からは考えられない事だ。

ちゃんと気に入ったものが買えたし、食べたドーナツもとても美味しかった。

時間がかかるとだんだん申し訳なくなってくる私に、友人は「このくらい全然平気」だとなんでもない顔をしたのが驚きだった。以前なら母と二人で焦って「もうこれで良いか!」と帰ってしまうところだったから。

だから思い出した。というか、思いついた。普通ならあの時間は苦しい時間になるのかもしれないと。

本当に楽しかった。(本当に疲れもした。体力なさすぎて笑えてくるが、友人にはこれからだと言われて救われた。友人には感謝してもしきれない)

 

年が明けたら持ち運びやすいサイズのノートを持って街を歩いてみようかなと思う。外でぐちゃぐちゃにならなければいいのだけど。