過干渉な毒親の家で育ったインドアぼっち
居候先の友人がアウトドアに私を連れて行くと言います。
私は反射的に思いました。「え、嫌だな」と。
私はインドアだし、人と交流するのも苦手だし。
でも、思ったんです。
本当にそう?
過干渉な毒親の家では、基本的に必要以上に外に出ることは許されません。
仕事だって、私の親はたくさん働きに出ろと言いながらも短時間のアルバイトが限界。友達と遊びに行くのも不機嫌になってしまいには大爆発するし、病院にはもちろん行くとその日の家の中は地獄になります。
仕事だけさっさと行って短時間で終わらせて、寄り道せずにさっさと帰るのが最善。もちろん父の機嫌でそれも変わるし、結局辞めてしまった仕事も数多くあります。
だから全て隠れてやるしかなかったけど、仕事も午前には終わらせて帰ってくる父は一月のうち7割家にいるからもう何も出来ないも同然でした。
よく考えたら幼児期には男勝りで友達も多く外で遊んだ記憶が多かったですし。
小学生からはクラス総シカトにあっていたから休み時間に外に出るなんて事しなくなったんですが。
でもそんな生活を受け入れて生まれてから何十年も続けていれば、そらインドアがぼっちが当たり前になるよね、と。
もちろん元からインドアな人もいるだろうけど、こんな環境で育ったんだし本当にインドアなの?と思ってしまったのです。
結果的にはインドアに落ち着くのかもしれませんが、せっかくの友人のお誘いです。
いやいや壁を作りながら行くんじゃなくて、受け入れるつもりで前向きについて行ってはどうかな、と自分に行ってみました。
もちろん不安はあります。そんな事やった事ないし。そもそも対人スキルないし。
それでもこれから自分を開いていくきっかけになるんじゃないかと思って頑張ってみようかな。
まずは受け入れる姿勢を意識してみようと思います。